ハワード・スティーブンソン氏の理論を引用し、「三方よし」の考え方を核としたソーシャルビジネスの構築について、特に、課題設定の正確さや解決策を提示する力の重要性を強調しました。また、困難(ハード・シングス)に直面した際のエピソードとして、顧客獲得や資金調達の際における苦労、外部リソースを活用した乗り越え方など、具体的な経験から「自分の仮説が間違っている可能性を認める柔軟性」についても詳しく語ってくれました。
さらに、理系分野の人が陥りがちな「技術重視」の罠を避けるためには、カスタマーバリューを起点にしたビジネスモデルを作ることが大切であること。多面的な視点で物事を捉えることが、ソーシャルビジネスを生み出す上で不可欠であることなど、力を込めて教えてくれました。
