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ゼミの様子

SOCIALBUSINESS SCHOOL ゼミ⑤レポート

2025年1月11日、日本橋で「SOCIALBUSINESS SCHOOLゼミ⑤」を開催。千葉大学大学院国際学術研究院・国際教養学部教授の片桐大輔氏より「アントレプレナーシップにおける行動と考え方」を学びました。片桐氏は、研究成果の実用化業務をするスタートアップ分野の第一人者であり、アントレプレナーシップを実践する上で重要な視点や戦略について、多くの具体例を交えながらの講義となりました。

ハワード・スティーブンソン氏の理論を引用し、「三方よし」の考え方を核としたソーシャルビジネスの構築について、特に、課題設定の正確さや解決策を提示する力の重要性を強調しました。また、困難(ハード・シングス)に直面した際のエピソードとして、顧客獲得や資金調達の際における苦労、外部リソースを活用した乗り越え方など、具体的な経験から「自分の仮説が間違っている可能性を認める柔軟性」についても詳しく語ってくれました。

さらに、理系分野の人が陥りがちな「技術重視」の罠を避けるためには、カスタマーバリューを起点にしたビジネスモデルを作ることが大切であること。多面的な視点で物事を捉えることが、ソーシャルビジネスを生み出す上で不可欠であることなど、力を込めて教えてくれました。

ゼミの様子